本当はお手上げしたい……けど、グッとこらえてスポーツ・ジャンルの記事を書く

インドア派ライターの筆者には「そんなことを頼む!? そりゃ酷でしょ!?」と思わず音をあげてしまいそうな記事の依頼があります。ひとつめは「業界ネタ」を扱った記事、そしてふたつめが「スポーツ・ジャンル」を扱う記事です。

「業界ネタ」は別記事でも取り上げましたが、なぜ筆者が「スポーツ・ジャンル」ネタにすぐ音をあげてしまうかというと、生まれてこの方スポーツなんてやろうと思ったこともなければ、スポーツ番組も全く見たことがなく、初恋の人の試合を応援しに行こう!なんて甘酸っぱい思い出もこれっぽっちもなく、さらには部活の試合で熱い涙を流した経験なんてのももちろんこれっぽっちもないからです。

だから、私の人生「スポーツ」なんてものは一生縁遠いジャンル、ことさらふれなくてもいいジャンルだと思っていました。

しかし四方八方からバラエティ豊富な記事依頼がやってくるこのWEBライターという仕事についてしまうと、「スポーツは無縁」なんて言っていられなくなります。

そんな訳で、おそらく多いであろうインドア派ライターが思う「スポーツ記事の難しさ」とインドア派ライターでも「スポーツ記事を何とかやり遂げるコツ」みたいなものをご紹介したいと思います。

WEBライターの恐れる、「業界ネタ」の記事依頼とは

2015.04.11

目次

英語を話すには英単語、スポーツを書くならスポーツ用語から

英語を勉強する時に欠かせない「英単語の暗記」。インドア派ライターがスポーツ記事を書くためには、この「英語を学習するには、まず英単語の暗記」「用法・用例を覚える」という流れの、全く同じ学習作業「スポーツを書くならスポーツ用語を覚える」「用法・用例を覚える」が必要になってきます。なぜなら、「スポーツの情報を仕入れる時に、スポーツ用語の意味がわからないと、全くもって記事の意味がわからず、記事全体が何を言ってるのかさっぱり理解不能!」だからです。

それにしてもスポーツに関わる単語の量ったら、すさまじいものがありますよね。スポーツ用語で1つの言語が作れそう……といつも思ってしまいます。

ライターの目標を考える

2018.07.26

スポーツの見どころ・試合の見どころをまずはおさえる

選手同士の心理戦や駆け引きなんてものは、インドア派でスポーツ無縁の筆者のようなライターには全くもって「どこで行われてるのか」「どれがそうなのか」がわかりません。そのため無理な背伸びはせず、まずは試合の見どころ・スポーツの見どころがどこなのかをまずは把握します。

決勝戦やエースと呼ばれる選手・期待の新人選手の戦いっぷり、試合の流れから見どころが中盤だったのか終盤だったのか等、監督がその試合でどんな采配を行ったか等、とにかく「ここを押さえておけば読者は満足」というスポーツの「華」の部分に集中して情報を仕入れていきます。

……そんな訳で、スポーツジャンルの記事依頼が来たら「とにかく無難に作る」をモットーにライティングを行っています。

スポーツ好きな方なら「んなもん当たり前だろ! 俺に書かせろ!」な突っ込みが多数寄せられそうな感じはありますが……。ひとまず「筆者のようなスポーツとは一切関係ない人生を送ってきたライターにも、無謀な依頼がたまに寄せられるのが、WEBライティングの世界なんだ!」と逆ギレしつつ、記事を締めくくらせていただきたいと思います。