不得意分野を書くときに気をつけていること・3つ

パソコン

ライターとしていろいろな記事を書いていると、必ず「不得意分野」の依頼が来ます。

個人的にはアニメやマンガ、ゲーム、スポーツなどが「不得意分野」です。でも苦手だからと言って書かないわけにはいきません。

そこで今回は「不得意分野の記事を書くときに気を付けていること」について、ご紹介したいと思います。

目次

まずは情報収集!

「不得意分野」ということは、自分に「知識がない分野」ということです。となると、まずは情報収集が必要ですよね。

情報

今はインターネットという便利なものがあるので、調べればたいていのことは情報が出てきます。

でも簡単に調べただけでは、質のいい記事を書くことができません。

ひとつのワードから関連ワードをさらに検索し、情報を積み上げていきます。

この「下調べ」にかける時間は、どんなに時間がかかっても徹底的に行うようにしています。

記事の内容に間違いがあったら大問題なので、いろいろな角度から調べています。

下調べに時間をかければかけるほど、自分でも納得のいく記事を書くことができます。

自分の言葉で説明できるまで理解する!

たくさんの情報を集めたら、その中から精査し、必要な情報だけをピックアップしていきます。

そして記事を書く上で一番大事なのが「自分の言葉で説明できること」。

調べた結果をそのままダラダラと書いていては、記事の信ぴょう性にも欠けますし、著作権侵害の恐れもあります。

積み上げた情報を何度も読んで理解し、「自分だったらどう表現するか」というところまで突き詰めます。

パソコン

調べたことを自分の言葉で説明できなければ、記事を書くことは不可能です。

実際には、どれだけ読んでも意味がわからなかったり、想像がつかないことも多くあります。

それでも「自分が理解できるまで」「自分の言葉で説明できるまで」情報を読み込むのが、記事を書く者としての責任だと思います。

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知らない人が読んでもわかるように、詳しい人が読んでも共感してもらえるような記事を書く!

下調べと理解ができたら、いよいよ記事を書く段階です。

ここで一番気を付けているのは「そのテーマに詳しい人と詳しくない人がいる」という事実です。

人々

当たり前だと思われるかもしれませんが、自分が情報を得てしまうと「知っている人の目線」で文章を書いてしまいがちです。

そうなるとその記事は「そのテーマに詳しい人だけが楽しめる記事」となってしまい、自己満足の世界で終わってしまいます。

そのテーマを知らない人が読んだら「そうなんだ!」と思ってもらえるように、専門用語などを丁寧にかみ砕いて自分の言葉で説明するようにしています。

逆にそのテーマに詳しい人が読んだときに「この程度の情報じゃ、この記事を書いた人間はニワカだな」と思われてしまう可能性もあります。

そう思われないために徹底的に下調べをするのですが、言葉の選び方一つで「ニワカ」かどうかは見破られてしまいます。

詳しい人が読んだら「そうそう!」と共感してもらえるように、詳しい人にしかわからない「あるあるネタ」や言葉などを記事の中に入れるように心がけています。

時間はかかるけど、得るものは大きい!

不得意分野の記事を書くときは、普段の倍以上の時間と工数がかかります。何しろ自分が知らない分野なので、調べて理解するだけでも一苦労です。

そしていくら時間と工数をかけても、1記事当たりの単価が上がるわけではありません。

要するに、手を抜こうと思えばいくらでも手を抜けるのです。

キーボード

でもプロとしてお金をもらう以上は、そんな手抜きの記事を納品するのは許されないと思います。

簡単に調べてさらっと記事を書いて、その記事が掲載されたときに「事実と違う」ということになったら大問題です。

信用商売でもあるライターの仕事は、信用を失ってしまうと仕事の依頼が激減してしまいます。

手抜きをすると自分の首を絞める可能性が高いので、どんなに時間がかかっても調べたり理解することは大事です。

また、そこまで徹底して調べ上げると、不得意分野だったものが「普通分野」になります。

次に同じようなテーマで記事の依頼が来たときに、前に時間をかけて調べたことが役に立ちます。

不得意分野の記事を書くことは、時間や工数はかかりますが、ライターとして得るものは大きいのではないでしょうか。

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まとめ

「不得意分野」の記事を書くときに気を付けていることについて、3つにまとめてご紹介しました。

ライターとして記事を書くなら当たり前のことばかりかも知れませんが、不得意分野においては特に重要になるポイントだと思います。

何より「不得意分野」が「普通分野」になったときに感じる「書けるようになった喜び」に勝るものはありません!